建築のお話
『工法について知ろう』
引山ママ
いいなあ〜、うちも早くマイホーム建てたいな〜。
引山パパ
まあまあ、焦らないで今はしっかり勉強しよう!
ところで、あっちの家とこっちの家、木造と鉄骨やん?
引山ママ
そういえばこういう違いって、当然あるのよね?
引山パパ
鉄の方が丈夫なイメージあるなあ。ガシーンってしてて。
引山ママ
木の家はなんだか温かみがあるわ。
引山パパ
そう言われれば、そうやなあ。どっちもいいなあ。
引山ママ
う〜ん、それぞれの特徴を知っておきたいわ!・・・せーの、教えて!まごころさーん!
まごころ住宅
はい!まごころ住宅の住田です!
家を建てる時にイメージすることは外観や内観のデザインであったり、どのような間取りにするか、設備や建具をどのようなものにするかだと思います。
「地震に強い家とは?」でもお話しした「強度」や「構造」「工法」などの見えにくいところは、パッとイメージしづらいところですよね。
引山パパ
僕たちが見た木造や鉄骨って工法が違う・・・ということなんですか?
まごころ住宅
そうです。一戸建ての住宅には代表的な工法があるので、ご紹介していきますね。
まごころ住宅
まずは、日本で古くから採用されてきた「在来工法」をご紹介します。
木造軸組構法とも呼ばれており、柱と梁、筋交いを組み合わせて作っていきます。これを軸組と呼び、縦・横・斜めの木材で荷重や横からの揺れに抵抗する力を出します。
設計の自由度が高く、縁側などの広い開口部も撮ることができます。また増改築が簡単にできることや比較的コストが安いことも特長です。
引山パパ
あ〜、和風って感じがするよね。なんか落ち着くわ。
引山ママ
木のぬくもりって大好き!
まごころ住宅
はい、日本の気候や風土にとても合っている工法ですね。
まごころ住宅でも「イシンホーム」「ママ友の家」は、この在来工法で建てられていますよ。
まごころ住宅
2×4工法はアメリカやカナダから伝わってきた工法で、木材で作った枠に木製の合板パネルを貼って箱を作るように組み立てていきます。
このとき枠に使う木材のサイズが「2×4インンチ」なのでこう呼ばれるようになりました。
在来工法が軸で構成していたのに対して、2×4工法は面で構成されていると言えますね。
在来工法よりも構造上の制約はありますが、気密性がよく高断熱で、耐震性能も非常に優れています。
引山ママ
へ〜、気密性が高いってことは、広いリビングでも省エネできるってことね!
引山パパ
それに耐震性能が高いのもええなあ。
まごころ住宅
北米では90%以上がこの工法で建てられています。
まごころ住宅では「セルコホーム」の住宅がこの工法で建てられていますよ。
まごころ住宅
鉄筋コンクリート工法は、住宅工法の中で最も強固な構造です。
鉄筋を組み、合板で作った型枠で囲みコンクリートを流し込むことで柱や梁の構造躯体や、壁、床を作っていきます。
そのため、強度・防火性・耐久性に優れており、万一、火災が起きても延焼や類焼が少ないという点もあります。
また、デザインや間取りの自由度も高い工法です。ただし、木造に比べて工程数が増えるので工期が長くなり、コストも高くなります。
引山パパ
鉄とコンクリートなだけあって、どっしりとしていそうだなあ。
引山ママ
デザインの自由度が高いってところもポイントよね!
まごころ住宅
柱と梁を中心に構成された「ラーメン工法」と、壁と床を中心に構成された「壁式工法」の2点あるので、お客様のイメージに近い工法をお選びくださいね。
まごころ住宅
戸建て住宅用ではほとんど用いられませんが、他にも「重量鉄骨造」や「軽量鉄骨造」の「鉄骨工法(S工法)」も建築工法の代表的なものです。
このように、工法にも色々あり、それぞれに特徴があることを知っておくと、家づくりにもきっとお役に立ちますよ。
引山ママ
そうね!より深く家づくりについてイメージすることができるわ!
引山パパ
どれもいいところがあるから悩むな〜。
まごころ住宅
お客様のイメージやご予算から、どの工法が最も適しているのかをまごころ住宅の担当者と一緒に考えていきましょうね。
疑問に思ったことはどんどん質問してくださいね。お問い合わせお待ちしております!